クリスマスに1本のパンチシガー

私はおそらく標準より少々上のお酒好きだと思います。
標準がどこかと言われるとこれと言った説得力に欠けますが、おそらくそうだと思います。

にもかかわらず甘いもの好きでもあります。

一昔前は、お酒飲みは甘いものが苦手という定説的な話がありますが、どうも周りの話を聞くとそうでもないようです。私と同様に両方好きだといった面々は意外に多いように思います。

さてクリスマスですが、年甲斐もなく毎年ケーキは恒例事のように頂きますが、周りにはケーキ屋さんも多く、この時期に定番のショートケーキのみならず、チョコレート系、プディング系、マロン系やフルーツ系など目移りするので、毎年その時の気分で選ぶ訳ですが、葉巻は毎回同じブランド、パンチです。

パンチはざっくりですが、甘さを感じるテイスト系が多く、いつもあっさり甘いケーキに芳醇な甘さを感じるパンチをぶつけます。

甘甘はどうなのといった疑問もあるかもしれませんが、これが癖になっています。

ストロングながらその甘さを感じるパンチ セリーD4は安定感がありますが、意外にショートなパンチスリム パナテラスやパンチ ボロスなど、ラストに軽く楽しむ分に近年は気に入っています。

今年もバタバタしていそうなので、ショート系のパンチを1本楽しんで年末を迎えたいと思います。

8年振りの友人とラスベガスの葉巻

IT関係のビジネスを手掛けている友人とほぼ8年振りに電話で話しました。

目的はIT関連の事でしたが、結果的には半分以上がIT以外の事柄だったかもしれません。

彼とは一時ビジネスを共にした時期もあり、のちにお互い新たな道に進むことになるわけですが、なぜ離れた感がないかというと、幼馴染でもあるのでお互いの実家が近所にあるわけです。通う歯医者も一緒です。そういう訳で、全く8年間会ってないのですが久しぶり感がないという妙な関係です。

とはいえそれは結構重要なビジネス話ではありました。ありましたが、意思疎通といいますか、阿吽の呼吸で重要事項を真夜中あっという間に
決めてしまいました。

まあ最初に信用があるとないとでは全然違うので、少々大げさかもしれませんが。

とにかく重要事項は手短に確定させ、その後は互いの8年間へとシフトし、思い出話も含めて夜な夜な話しました。

そんな彼とはラスベガスへ仕事で一緒に行ったことがあります。
目的は2つでしたが、その一つが現在のシガーコネクション絡みです。ペルドモESVシガーや、シガーカッターなどを手掛けるベクター社と取引が始まったのもこの頃です。

ベガスといえばカジノとショーですが、毎年夏に開かれる葉巻のビッグマーケットもラスベガスです。

ビッグマーケットについてはまた機会を見て書こうかと思いますが、そういう事もあって葉巻が浸透した街でもあります。

カジノは各ホテルにビッシリとひしめいていますが、その中には葉巻バーがまず間違いなくあります。ウォークインヒュミドールから自分で選別した葉巻を渡すと、すぐにカットしバーナーで手早く豪快に点火してくれます。ショーや食事の後も同様です。カジノを横切って葉巻バーです。

気障っぽくないアメリカンな葉巻を体感するには、小旅行でも打ってつけの場所だと思います。

はたして日本のカジノはどうなるでしょうか。

遅いヌーボ3本と葉巻と

自宅近所にあるビルの3階に、時折寄るお店があります。
そこは学生時代、学生と言っても中学生時代とかなり古い話ですが、その頃の同期がやっているお店です。とは言うものの、寄るようになったのは1年ほど前で、それまではなんとなくスルーしていましたが、今では間が空くとなぜか叱られます。

先日、特に予定もなく時間が出来たので、例によってワイルドターキーを飲みに行くと、どこか面影のある先客達がワインをやっていました。座るや否やバーボンではなくワインを注がれ、ちょうど私の話をしていたとの事。そう、中学時代の同期達でした。徐々に記憶も蘇り、既にボジョレーヌーボ解禁日が過ぎて余りものとなっていたワインを1本また1本、また1本と片付けていきました。

普段はバーボンですが、ワインで舌を洗いながらの葉巻も悪くありません。とにかくボトルですし、赤・白とテイストもガラリと変えれるので飽きません。
個人的な好みですが、赤には香りやテイストに負けないマデューロ系で、白は逆にライトテイスト系の葉巻をチョイスします。例えば赤にパルタガス ブラック、白に変えて今度はモンテクリスト ホワイトコート、のような感じでやっていると2時間ほどはあっという間に過ぎてしまいます。

ちなみにですが、ここの店内は禁煙で表階段の溜りにあるチェアとテーブルに掛けて吸うスタイルです。なので本格的に味わうにはこの近くにある別のシガーバーへ足を運ぶ必要がありますが、それはそれで散歩気分です。

年末になるとお酒と葉巻が増えてしまうように、忘れかけていた同期の面々が増えていきそうです。

名月

ようやく暑さも穏やかになり、気がつけばもうそこまで秋という時期にさしかかりました。

秋と言えば名月、中秋の名月です。
だいたい9月7日から10月8日の間に見られる満月の日とされているようなので、今年でいけば9月24日、秋分の日の振替休日の日という事になります。

ベタにいくと日本酒とお饅頭のイメージですが、昔はさかずきに注いだ日本酒に移る月を眺めていたそうです。

夜長はついバーボンで過ごしがちなのですが、24日は常温の日本酒を傾けながら、時折、杯に移る月を眺めて葉巻を燻らせようと思います。

名月には名シガーのひとつ、オリヴァ マスターブレンド3で楽しみます。

シガーカット

ものによっては、例えば小振りのシガリロタイプのシガーなど、吸い口があらかじめカットしてあるものもありますが、大半は葉がロールされた状態のままなので吸い口を切り確保する必要があります。

そこでシガーカッターが必要になるわけです。一般的なハサミではダメという定義はありませんが、要は綺麗に崩れずカットするためにはシガーカッターとなります。多くは両サイドから均等にカットするダブルブレイドになります。左右から均等に力が入るので押しつぶされる事無く綺麗にカットできるのが特徴です。

あまりメジャーではないですが、キャッツアイといってVカッターと呼ばれるものもあります。文字通り切り口が猫の目のような切り口となるのでそのような名称がついています。特徴としては吸い口を小さく抑えられる為、大きくくわえる必要なくエレガントに吸える点があります。ドローがしっかりといった部分で好む方もいます。

もう一つ、パンチカッターといったものもあります。これは吸い口部分の中心点を丸くえぐり取るようなイメージで、キャッツアイと同じくドローが比較的しっかり感じられる点があります。キーホルダー的な持ち運びに便利な点もあります。

このようにカッティングにも色々とありますが、なぜこのような事を書いたかと言いますと、吸い口を作ればよいならぺんなどで穴を開ければいいじゃないですかという話がありました。

これは肝心の吸い口が押しつぶされてしまうためにドローが悪くなります。せっかくのシガーも台無しにならない様、カッティングはきちんと行いたいものです。

シガー保存

今年も梅雨の時期に入りました。今年は例年と比べて入りも早く、終わりも例年並みとの事で憂鬱な時期が長くなりそうです。

プレミアムシガーは煙草やドライシガーと違い、適度な湿度と温度管理が必要だという事は、葉巻に興味を持たれた方はよく知る事柄です。
湿度は65%から70%程などの情報は調べればすぐに出てきますが、個人の自宅でよい状態を一定的に保つというのはなかなか簡単にはいかないでしょう。

まず日本には四季があります。1年を通してかなりの温度変化があり、また湿度変化があります。
自宅に専用部屋があり、1年中稼働している空調機があれば問題ないでしょうが、なかなかそのような設備を自宅に持たれているのはほんの一部でしょう。

葉は乾燥すると割れるので湿度が必要だというのはイメージがつきやすいと思いますが、同時に過度な湿度は葉巻にダメージをもたらします。
同じ70%としても真夏の70%と真冬の70%では理論上同じ数値ですが、温度環境で与える影響は違ってきます。
温度の指標がおおよそ15度以上から20度未満とされている中、そのヒュミドールが置かれている場所の空調が24時間ではないからです。

個人的にはこの温度がある程度一定になる事でかなりよい状態が保てると思われます。
前述にも少し書きましたが、過度な湿度も葉巻にダメージを与えますが、このおおよその指標(15度以上20度未満)で何がいいかと言いますと、
このレンジだと葉が吸湿を行わないからで、つまり過度な高湿度状態になる事を防いで一定的な状態が続く事になります。
あまり変化がない分、葉巻もゆっくり寝れるといったイメージでしょうか。

ですので湿度は乾き過ぎない程度の大まかなケアで、温度の方はできるだけ低温状態(指標状態)で保管する様に慎重に心掛けておけば、
なかなかの熟成シガーも楽しめるのではと思います。

湿度より、温度です。あくまで個人の意見ですが。。

ナットシャーマン

ニューヨークに本店を構える有名な葉巻ブランドの一つです。

ニューヨークのマンハッタン島を南北に伸びる5thアベニューにあり、有名ブランドが数多くある世界でも有名な5番街に構えています。
喫煙具としても有名ですが、葉巻のシリーズにおいては場所柄、スタイリッシュなネーミングの「メトロポリタン セレクション」といったものがあります。

以前に扱っていました「メトロポリタン セレクション ニューヨークスモーク」といったコロナサイズのロングシガーがあり、ライトなテイストが評判で人気がありましたが、残念ながら廃版となりしばらく滞っておりました。色々と検討の上、昨年よりロブストで新登場させました。

「ナットシャーマン メトロポリタン セレクション ショートロブスト ハバノ」
こちらは評価が高まっているニカラグア産で、見た目は重たい感じのフォルム&カラーですが、メトロポリタンシリーズらしい軽やかなテイストも感じられます。

2017年2月度にはシガーアフィシナード91点を獲得したシガーでもあります。

日本国内ではあまり見かけないブランドですが、試しておくべきシガーの一つと言えるでしょう。

ニューシガー その②

多忙な日々が続き、気付けば既に12月になっていました。
トロサイズの葉巻など吸う余裕もなくあっという間の11月でしたが、ほぼほぼ調整も一段落し、ようやくビッグサイズのシガーを燻らせています。

前置きはさておき、前回「マイファーザー」という日本ではあまり馴染みのない葉巻を紹介しましたが結構な評判でした。たまには本格的で濃厚なものを吸いたいという方が多く、今やちょっとした人気シガー扱いです。

今回は、個性は決して強烈ではないものの、上質なシガーの中でもアッパークラスのシガーを紹介します。
もともとオリヴァ社はニカラグアの上質なシガーとして知られていますが、その中でも「オリヴァ セリー V メラニオ フィギュレイド」という少々覚えにくい名前ですが、ハイグレードシガーです。

もちろん感じ方に個人差はありますが、とにかく深い、深いテイストです。決して重くなく、軽過ぎず、序盤から終盤まで大地を感じる非常に豊かなテイストを長時間楽しめます。Vシリーズは他のシリーズと同様に多くの種類がありますが、その中において「メラニオ フィギュレイド」が2014年度の シガーアフィシナード 第1位のシガーに選定されています。

一度は試して損ではないシガーだと感じますが、皆さんはどう感じられるでしょうか・・

ニューシガー その①

以前に少し触れていましたが、新たに申請中のニューシガーについて準備が全て完了しましたので取扱いを開始しました。

今回は14品で、通常のコロナやロブストをメインに、ティンシガーやフレイバーシガーなどバラエティにとんでいます。一連の作業が大変なので選定には時間をかけましたが、まずまずの選定かなと勝手に思っています。

事前の振りとしてサンルイレイ レゼルブ、モンテクリスト2000、それぞれのシリーズについて少し触れましたが、今回新たに「マイファーザー」を加えました。あまり日本では知られていないかと思われますが、米国シガーとしては有名ブランドの一つです。

大きな特徴としては総じてどっしり感があり、軽いマイルドという部類ではないかと思います。

その中でも「マイファーザー ル・ヴィジュ 1922 トルペド」という種類を選びましたが、
チョイスした理由としては2015年度のシガーアフィシナード1位となったシガーですので、
マイファーザーを初めて知るにおいては、同年のトップシガーとして十分に試してみる価値があろうかと選定しました。

マイルドとストロング。

一般論ですが、よくお寿司でも白身魚系のタンパクなものから始めて後半にトロなど濃厚なものへと言われます。前半に重いものを頂くと淡泊な味覚が鈍ってしまうという趣旨のようですが、私自身はお寿司に関しては前述のこだわりはなく、濃厚なものからいきたい気分の時は遠慮なくいきます。

シガーも似たようなところはあります。マイルドなものが好きなタイプ、強いものが好きなタイプに大別されるでしょうが、種類が広い葉巻においては両方吸われる方も多くおられます。
たばこのようにほぼ毎日ペースでなんらかの葉巻を吸う方は特に感じると思いますが、強い葉巻のあとに吸うマイルド系の葉巻はどうもピンときません。

先ほどのお寿司の持論でいくと矛盾するのですが、シガーに関しては後ろにマイルド系の葉巻をもってくるとテイスト的にシガーを楽しんだ感がなくなります。
お寿司の場合は後半に鯛を頂いてもしっかり楽しめるのですが・・・