オープンカーと葉巻

オープンカーで海岸線を流しながら葉巻をさりげなく燻らす。イメージとしてはとてもいい感じがします。
しかし現実的には巻き込む風で灰が飛び散り葉巻は綺麗に燃えず、ギアチェンジのたびに葉巻の置き場に困り、下手をするとやけどするか車内インテリアに焦げを作るかの選択を迫られると言う状態になります。私も2度ほどオープンカーと葉巻のコンビに挑戦してみたのですが、もうレンタカーを借りたとしても止めておこうと思います。そもそも現在の車は禁煙車ですし。

葉巻はやはりゆっくりと宙に消えていく煙を目で追いながら過去、現代、未来と時間の壁を越えて思いにふけるのが一番の味わい方だと思います。
ひと昔前なら夏が来て海沿いでなんとかですが、今は気温も高すぎて汗ダラダラとなり過去のようにスマートにはいかない近年です。

ただ気分が乗った時にはこの季節にまた海岸線を走り、きちんと車を止めてから海風に合うロミオ&ジュリエッタに火をつけようと思います。

シガーケースやリングのリニューアル

ティンシガーは多く扱っていますが、おおよそ5年以上も前になりますか、10本入のケースがことごとく6本入に変更され、今では6本入が多くを占めるように様変わりしました。流通の殆どが米国と欧州で色々な説はあるものの、やはり胸ポケットや内ポケットに携帯しやすいといった利点が主なところだと思います。全て画像を撮り直ししなければなりませんので、これはこれでちょっとした手間がかかります。

キューバ産シガーは長年まず変更なくきていますが、米国で主に流通するニカラグアやドミニカ共和国、ホンジュラスなどの南米シガーは先ほどのお話のように時折ボックスなどの変更が生じます。近いところではドミニカ産のパルタガスブラックシリーズが変更になり、シャープなボックスとリングに変わりました。最近ではドミニカ産のコイーバシリーズがリニューアルされています。
ボタン部分がマグネット式に変更されるなど、洒落た感じに仕上がっています。ボックス自体も強固になりました。

またデイリーシガーとして人気の高いコイーバペクノティンについてはオフホワイトを基調としたケースから鮮やかな赤に変更となり、同時にリングも刷新されました。
 

もともとドミニカ産は品質が安定しているとの評価を得ている事もあり、ドミニカ産コイーバはレッドドットという名称が付いていましたが、今回それを強調した形だと推測します。

新しいもの好きの米国らしく、同国で主に流通しているドミニカ産の見栄えをスパッと切り替えていくところはある意味気持ちがいいのですが、イメージ画像等の入れ替え作業が増えるのでほどほどに留めてもらえればと、ちょっと願っています・・

メキシコ産 無名の葉巻

過去にビジネスでメキシコに行かれた方から無名のメキシコ産葉巻を頂いたことがあります。

彼は私が葉巻に携わっていることを知っていましたのでビジネス先のメキシコのとある村で「自称プレミアムシガーを作っている」という村人からのサンプルとして、5種類の葉巻を数本ずつビニールの袋に分けた状態で貰い受け届けてくれました。一見して作りは悪く、シガーに巻いてあるバンドの印刷も三流品という感じでしたが、吸ってみない事にはわからないと微かな期待と共に火をつけました。

結論から言いますと燃え方があまりにも悪く、葉巻の先に火をつけたのにも拘わらず中ほどから新たな発火が始まったりと、味わうどころか指に火傷しないように気を付ける方が大変でした。販売できるような品物ではなく、残りの葉巻は現在でも私の個人用ヒュミドールの中の、さらに奥の引き出しに格納されています。

良い環境の元で葉巻は時間をかけてワインのように成熟すると言われていますが、この葉巻だけはどうでしょうか・・
相当な年数が経過後、淡い期待と共にヒュミドールの奥からこのメキシコ産葉巻を取り出し、火を付けるのも葉巻の楽しみ方の一つかもしれません。何事もチャレンジという事で。

ヒュミドールの開始と葉巻の数

今回は初心者の方のために葉巻をいい状態に保つためのヒュミドール使用方法の秘訣を少々書いてみます。

まず、購入したばかりのヒュミドールは木が乾燥している状態の場合がほとんどです。葉巻を入れる前に軽く蒸留水を含んだスポンジなどで内側を拭いてやってください。そして蓋を閉じて一日程度休ませます。そののちに適切なサイズの加湿器を入れて準備を完了します。

加湿器は湿度を70%ぐらいにコントロールするものです。70%以上になれば水分を吸収するようにできています。そのためには加湿器を湿らす程度に保つことが大切です。決してビショビショにまでにしないように気を付けてください。特に日本の場合は梅雨時など、湿度の高い時期は気を付けてください。カビの原因になります(その場合は柔らかいティッシュや布などでやさしくふき取って下さい)。また、カビを防ぐためには葉巻保湿器用プロピレングリコール溶液を使用することをお勧めします。

次に湿度管理ですが、アナログ式湿度計はデジタル式ほど正確ではありません。どちらかというとインテリア的な要素があります。本格的に葉巻を保管する場合はデジタル式湿度計を併用するのが一番です。

最後に葉巻の格納ですが、ヒュミドールに最低10本ほどの葉巻を常に入れておく。実はこれが一番重要な点です。過去にどうしてもヒュミドールに入れている葉巻がドライになったりウエットになったりして悩んだ事がありました。その理由は葉巻自体がヒュミドール内の湿度を保つ重要な役目をするという点を考えずに数本の葉巻で湿度の変化をまかなっていたケースなどがあったからです。ヒュミドールが空になってから葉巻を追加するのではなく、いつもある程度の葉巻をヒュミドールに入れておく。こうすることでヒュミドール内の葉巻を最良の状態に保つことができるのです。

シガーとライトビール

シガコネのシガーマイスターはビールが大好きな一人です。フランス料理店に行っても嘘ではなくワインよりビールを選びます。

シガコネシガーマイスターは週末をオレゴンのポートランドで過ごすことが多く、ビール好きの彼にとっては最高の町です。ポートランドはアメリカでの地ビールブーム発祥の町で、どのレストランに入ってもそこの料理に合わせた地ビールを用意しています。ベルギー産のCHIMAYなどは確かにフランス料理にも悪くありません。

地ビールといえばアルコール度の高いコクのあるビールがほとんどです。ビールとして楽しむのなら地ビールはとてもいいのですが、葉巻との相性はもうひとつだと思います。地ビールの残す余韻と葉巻の余韻が口内でうまく混ざらず中途半端なフィニッシュになってしまうのです。

そこで彼や私は葉巻を楽しむときはライトビールを合わせます。ライトビールの軽さが口内をリフレッシュし、次に来る葉巻の味がより新鮮に感じられるからです。寿司でいうならトロと雲丹の間につまむガリのような感じでしょうか。

皆さんも一度試してみてください。
今日はロッキーパテルとBLUE MOONです。

今年のバレンタインシガー

今週末はバレンタインですが、ひと昔前ほど騒ぐ事はなくなってきたように思います。一頃はニュース映像でもデパートの様子などが頻繁に流れていましたが、最近ではそれもあまり見かけず、周りの友人女子達は自分の為のチョコを買う流れが増えているように思います。普段食べないような高価なチョコをこれを理由に正当化して食べる、な感じです。

イベントに合わせて個人的な葉巻をチョイスするのがちょっとした楽しみなのですが、バレンタインには大体過去を振り返るとビター系なものを選んでいます。甘いものに甘いテイストをぶつけるのは決して嫌いではなくむしろ好きなんですが、「イメージ」といいますか、バレンタインにはビターなものがしっくりくるのでマデューロ系が多くなります。

パルタガス ブラック クラッシックなどはど真ん中です。今年に入りボックスデザインもリングデザインもリニューアルされました。前の方がよかったのにと思うリニューアルもちらほらありますが、この新しいデザインは洗練性がアップして悪くないと思います。もちろん中身は変わらず一緒ですが。パルタガス ブラックほどゆっくり吸えない場ならばコイーバ マデューロ5 セクレトスで楽しみます。

今年もHappy Valentineを。

老眼と葉巻

古びた小説のようなタイトルですが、さすがに50代になり老眼たるものを身をもって感じてきました。

なぜ近くのものが見えにくくなるのか考えてもしょうがないのですが、自身の年齢を痛感しだすのはこの時でないでしょうか。なんだかんだと最近では身体を動かす洒落たスペースも多いですし、昼夜問わず皇居の周りを走り回っている時代ですから肉体的には自信がある方も多いでしょうし、様々なケア商品なども街に溢れているので見た目は結構若いと内心自身がある方も多い事でしょう。しかし老眼は・・どうにも見えません。。

さて、葉巻を吸う時のちょっとした癖で、リングや葉巻を格納しているセロファンに張り付くシールを眺めます。もちろん銘柄名など大した記載はないのですが、これが滲んで見えにくいのがどうにも悲しくなります。また見た目と色合いもほとんど変わらないもので、例えばパンチ ナチュラル ロンドンクラブパンチ マデュロ ロンドンクラブですが、例のセロファンに張り付くシールにマデュロならMaduloとあるのですが、これが小さ過ぎて見えない!のです。結局文字数の多さ少なさでこれはナチュラルか、これは長いからマデュロかと判別するちょっとした悲しさがあります。

そこで先日何気なく100均たるところで見つけた老眼もどきと言うと失礼でしょうか、その中で一番軽そうなものを試しに使用したところ、その能力に驚きました。今では細かな作業時にはなくてはならない存在となり、シールもよく判別できます。

今年のクリスマスの葉巻

早いもので、今年も間もなくクリスマスとなって参りました。

私はお酒も甘いものも両方好きなので、この時期は見かけに反してケーキを食する機会が増えます。出されます。

去年は初心に戻り、シンプルなフルーツ系のケーキを多く食したような記憶です。こんな情報は誰も興味はない訳ですが、毎年葉巻はパンチとしているとのこだわりで以外と良い反響がありました。こだわりとまで言うとちょっと行き過ぎなのですが、こういう事にちょっとした自分だけのこだわりを持つと、ちょっとした楽しみになるわけです。

とまで書きながら、今年はブランドを変えてみようと思っています。今まではスイーツの甘さと葉巻のほのかな甘さにクリスマスはこだわってきましたが、今年はビジュアルから入ろうと思います。パンチはよくも悪くもブランドロゴがシンプルに対して、ロメオ イ ジュリエッタのブランドロゴはクリスマス的にピッタリだなと。実際、ロメオをプレゼント指定する方も多いと感じます。

さてロメオはご存じの通り多くの種類があるのですが、クリスマスの夜長でいうところのサイズとしてロブスト、テイストはマデューロ系ではないナチュラルタイプでと考え、幾つか頭にある中から今年はブリーで決定です。ほんの少しショートに感じる長さにちょうどよい太さ加減が好きな一つですので、これで寒い夜長の準備も整いました。

皆さんは今年どの銘柄で過ごされますか。

カキのシーズン

柿ではなく海のカキです。

ご承知の通り、栄養満点で肝臓にも良くお酒飲みには非常によいカキです。寒くなりだした頃よりシーズンがやってきます。ここに記載するぐらいなので当然好きなのですが、その昔、学生の頃に街中の居酒屋であたってしまい、そのあまりの苦しさの経験から10年以上食していませんでした。気持ちは食べたい、でも怖い、止めておこう。これを何年も続けていました。それからかなりの時間が経過して、ようやくでしょうか、まずは火のよく通ったカキフライからと恐る恐る再開します。なら食べるなと笑われるでしょうが、実に緊張しながら食べた事を思い出します。それから茹でたものなど少しずつです。学生時代のように訳の分からないところで食す事はこれに限っては今後絶対ありません。

このような時間が過ぎ、海辺で焼きガキを食べる機会がありました。自分の分は自分でよく焼けるので納得しながら食べれるのがグッドです。ある方が、火を入れようが生だろうがあたる時はあたると言っていましたが、火が入れば精神的に大丈夫なようです。

そんな若い頃からの事を思いながら海を眺めていると、やはり葉巻です。葉巻はあたりません。そして風にあたりながらキューバリブレを心ゆくまで楽しみます。

初心者用の葉巻

ビギナーズ向けとのシガーセットは数多く見受けられます。基本的には葉巻とその吸い口部分をカットするシガーカッターとのセットが多いかと思われます。途中で吸いきれずに点火部分をカットするものと誤解される方も稀におられますが、あくまで吸い口をカットする用途専用です。

初めてタバコを吸う際、初心者用のタバコなどないのと同様に、初心者用の葉巻があるわけではありません。ですので基本的には先に書きましたように、葉巻と吸い口をカットするシガーカッターのセットになります。更に充実させていくとシガー専用のシガーアシュトレイ(灰皿)やシガー専用の格納箱であるヒュミドールなどです。

ハード部分の組み合わせ的にはまず上述の通りだと思いますが、メインの葉巻の方は狙いや方針によって内容が違ってくると思います。例えば単純にAという葉巻を多く売りたいのでそうするだとか、逆にこれは最初に試してもらいたいですとか、カラーが出てくるところが葉巻でしょう。シガーコネクションで扱うビギナーズセットは大まかには2つに分けています。一つは見た目の圧倒感がなくイメージ的に入りやすい小ぶりなティンシガーを集めたセット、もう一つはある程度のサイズをもったものです。最後は個人の直感的な好みでしょうから大きくどちらかをビジュアル的に選べるようにしています。

さらにその二つの中でも、小ぶりのものであれば同じ小ぶりでも少し太めなものとの選択、ある程度サイズをもった方では銘柄のバリエーションの違いによる選択などがあります。これ以上増やすとかえって迷いが増えますのでこの辺りまでに留めています。

多種多様にある同じようなビギナーズセットでもこのような点などを参考にチョイスされればよいかと思います。