グロリア・キュバーナとアップマンも刷新

昨今、ドミニカンシリーズのパッケージ刷新が顕著ですが、グロリア・キュバーナとアップマンも刷新されました。グロリアシリーズに関してはコロナサイズやコロナ・ゴロダサイズもホワイトを基調としたラインナップに順次変更されましたが、今回ティンシリーズも変更になりました。白樺をイメージしたようなスッキリとしたパッケージに変更です。往年の絵柄に慣れている方はグロリア?と勘違いするほどの変更ですが、中々な仕上がりかと思います。

リングについては従来のものよりも縦幅が長くなり、絵柄がはっきりしたものに変更しています。パッケージを大幅に変更したのでリングについては従来の絵柄を強調した感じです。



アップマンについては従来よりトーンが落ち着いた感じの仕上がりになっています。


葉巻のリングは赤を基調としたものが多いのですが、ドミニカンシリーズのアップマンに関しては重厚なブラウンに変更されていく模様です。



キューバ産は従来のまま変更はありませんが、近代化されているドミニカバージョンはコイーバなど様々な刷新を試みているようです。お時間があればチェックしてみて下さい。

コイーバ ミニチュアの良さ

コイーバと言えば、葉巻を楽しむ愛好家には言わずと知れた認知されるブランドであることは言うまでもありません。そのカテゴリーと言えばメジャーなシグロIから始まりシグロVIなどに至るまで数知れずあります。エスペシャルやエクスクイジートス、マデュロ5シリーズやベイーケシリーズなど、まさに王道ブランドといって過言ではありません。

またコイーバドミニカンバージョンもその安定した品質から支持を受けており人気があります。今となってはコイーバ ミニチュアも隠れながらその一つです。そのサイズ感から軽視されがちでしたが、昨今、これはこれで結構いけるじゃなかと言った声をちらほらと受けます。

実はテストケースで入ってきた際、これは見た目でどうかなと見合わせた時期がありました。じっくり楽しむという雰囲気といいますか、コアなスモーカーには一蹴されるのではないかと見送っていた時期があります。そんな思い込みで当初は本格的に試さなかったのですが、数々の意見を踏まえあらためて味わってみたのですが、確かに侮るなかれだなと実感するに至ったシガーの一つです。

これはよく思うのですが、日本という風土において欧米ほどゆったりした時間を持たない国柄といいますか、風土と言うと極端かもしれませんが、一言で言いますと、このくらいで楽しめるシガーは我々には結構いいんじゃないかという事に気付かされました。

勿論言うまでもありません。お気に入りのロブストシガーをこれぞという時にじっくり楽しむ時間は至福の極みです。ただこういったシガーもあるよね、ぐらいのライトな感覚で楽しめる上質なシガーであると言って過言ではないかと。「コイーバ ミニチュア」気が向かれたらトライしてみてはいかがかと。

フルーティーな葉巻

葉巻は苦いイメージやきついイメージがあるからどうもね、と苦笑いされる事もなくはありません。いや、そこそこあります。確かにタバコのようにおいそれと試す機会もなければ購入する場面もない訳で、ある面しょうがないと思います。よさの無理強いはなんであれあまりよく感じません。ですのでそういった際はそうだね、と微笑んで過ごすようにしています。

逆によく聞かれるのが甘い香りやテイストのシガーです。これは葉巻本来の持つ甘さとフレイバーを施したものと二分されますが、後者の方、いわゆるフレイバーテイストを求める方が問い合わせでは圧倒的に多いです。幼少期の頃のお菓子タバコ的な、ハッキリとした甘いテイストをなんとなく求めるのはノスタルジックなものもありそれはそれでなるほどと感じます。また実際、葉巻本来の持つ甘さを自分なりに実感するには相当数の葉巻を試さないとまず違いが分からないですし、そうなってくるとベテランスモーカーの域かと。

聞かれるようで今まであまり聞かれなかったのですが、先日フルーティーなシガーについて聞かれました。前述同様、フレイバーがないことはないのですが、こちらは甘系と違って種類は限られてきます。といいますか聞かれた感じはむしろ葉巻本来のというカテゴリーでしたので、あまり吸われない方にその感覚がわかるかどうかとは思いましたが、王道コイーバの中からシグロ3とコロナ・エスペシャルを薦めてみました。嗜好品ですので最後は個々人でどう感じるかになるのですが、いずれもやさしく、文字通りフルーティーさを感じるシガーだと思います。シグロ3辺りになるとかなりの時間じっくりと楽しめるので、広いカウンターのバーでゆっくりいきたいものです。私はいつもバーボンでやりますが、皆さんはどれと合わせるのでしょう。

フルーティーな葉巻が気になりだすのは、間もなく春がやってくるせいでしょうか。

2021

今年も始まりましたが、冬に向かい懸念されていました通り厳しい様相になって参りました。

今年はなんとも「おめでとうございます」と記載できる状況ではないので控えましたが、去年を振り返りまして春夏には多少なりとも減少する傾向を期待する事と、昨年末より各国で順次開始されましたワクチン接種により更なる改善傾向に向かう事を祈るばかりです。

形は違えど、それぞれの業種業態で様々な弊害が出ている事は言うまでもありませんが、葉巻に関しても物流という面で大きな影響が出ております。一概には言えませんが、通常1か月程度で輸入されるものも、倍以上期間を要するケースも出てきており、生活に直結するものではございませんが弊害が見受けられております。

また通常は安定して供給できた銘柄やその種類も、物によりましては長期に渡りバックオーダー(納入待ち)の状態が多品種に渡り出てきております。そのような中でご期待に沿える状態にない品数であります事、心苦しく受け止めております。

春、夏、秋、と世の中が移ろいゆく中で少しずつ改善され通常に戻るれます様、願うばかりです。それに向かいまして、また幅広いシガーを安定的に提供できる様、努力して参ります。

どうぞ皆さまにおかれましてよい一年となりますように。

元気付けにトリニダッドを

もう長い月日に渡って外での飲食は控えていますが、先日お店が空いている頃を見計らって行きつけのバーに少しだけ顔を出してきました。阪神芦屋駅から歩いて5分程の場所にある、表階段を登り切った2階にあるバーです。

愛想のいいオーナーは久しぶり感の笑顔で迎えてくれましたが、心なし疲れているようでした。言うまでもありませんが、第1次、2次、そして現在直面している第3次と立て続けの流れに元気を出せと言う方が酷かもしれません。貢献しなければと立て続けにバーボンソーダを3杯やりましたが焼石に水です。しばらく一人でしたので、いつもは話した事のない互いの仕事の事やプライベートな話などオープンに話し続けました。会話で心を慰めていたのかもしれません。

彼も葉巻を吸うのですが、もっぱらモンテクリストが多いとか。そんな話の合間にトリニダッドの話題になったのですが、値段が高めだからどうもすすまないといった内容だったので、翌日に5,6本ほどのトリニダッドを、「悪い時ばかり続かないから頑張ろう」とメモを添えて送りました。コミカルなLINEでのお礼がきて笑いましたが、そんなトリニダッドで少し気を紛らわしてくれればそのうち春がやってくるかと。これからも応援していきたいナイスガイのバーテンダーです。

ドミニカンコイーバ刷新

近年ボックスやデザイン変更の頻度が多くなっていますが、長い間同じデザインで愛着のあったドミニカンコイーバのティンシリーズ(缶シリーズ)も本格的にに刷新する事になりました。
こちら従来のクリームホワイトとブラックの組み合わせ


以前に同じく「コイーバ ペクノティン」がまずは変更となった際にご紹介しましたが、ちょっと若すぎると思うのは自分だけでしょうか?まるでフェラーリのようなレッドに刷新です。 上の新しいバージョンとなるコイーバ ミニチュア


もとはアルファベットの´O´の中を赤くしたデザインからレッドドットになったのですが、こちらの缶、結構赤いです。カッターシャツの胸ポケットではあきらかに透けます。
派手好きな方にはおすすめかも?です。

タジマハールと称される葉巻。

葉巻のサイズは様々で、発音具合で呼び名が若干違ったりするものもそこそこ見受けられます。例えば熟成期間の長い濃いめの色調となった葉で作られたものはマデュロだったりマデューロだったりといった感じです。ロミオジュリエッタなのかロミオフリエタなのか、などなど。

ところでトロサイズよりも大きいこちらのタジマハールをご存じでしょうか。日本ではまず見かけないサイズだと思いますし、「一体どこで、どんなシチュエーションで吸うの?」といった印象が正直なところでしょう。下手をすると両手が必要です笑。


センチメートルで言えばざっと20センチ以上、因みに右側がコイーバ シグロ I です。



このMontecristo Habana 2000 Taj Mahalは未申請のため非売品ですが、なぜ申請しないかというと、誰が購入するの?なのです。申請業務の全工程が完了して販売可能となるまでは相応の作業と期間を要しますので、恒常的に販売するもの以外はおいそれとは申請しません。ですが珍しいサイズのシガーでしたので参考までにご紹介だけしました。

サンプルなどで手に入る様々なシガーがありますが、そのような理由でご覧頂けていない数多くのシガーがありますので、また機会があればご紹介しようと思います。

オープンカーと葉巻

オープンカーで海岸線を流しながら葉巻をさりげなく燻らす。イメージとしてはとてもいい感じがします。
しかし現実的には巻き込む風で灰が飛び散り葉巻は綺麗に燃えず、ギアチェンジのたびに葉巻の置き場に困り、下手をするとやけどするか車内インテリアに焦げを作るかの選択を迫られると言う状態になります。私も2度ほどオープンカーと葉巻のコンビに挑戦してみたのですが、もうレンタカーを借りたとしても止めておこうと思います。そもそも現在の車は禁煙車ですし。

葉巻はやはりゆっくりと宙に消えていく煙を目で追いながら過去、現代、未来と時間の壁を越えて思いにふけるのが一番の味わい方だと思います。
ひと昔前なら夏が来て海沿いでなんとかですが、今は気温も高すぎて汗ダラダラとなり過去のようにスマートにはいかない近年です。

ただ気分が乗った時にはこの季節にまた海岸線を走り、きちんと車を止めてから海風に合うロミオ&ジュリエッタに火をつけようと思います。

シガーケースやリングのリニューアル

ティンシガーは多く扱っていますが、おおよそ5年以上も前になりますか、10本入のケースがことごとく6本入に変更され、今では6本入が多くを占めるように様変わりしました。流通の殆どが米国と欧州で色々な説はあるものの、やはり胸ポケットや内ポケットに携帯しやすいといった利点が主なところだと思います。全て画像を撮り直ししなければなりませんので、これはこれでちょっとした手間がかかります。

キューバ産シガーは長年まず変更なくきていますが、米国で主に流通するニカラグアやドミニカ共和国、ホンジュラスなどの南米シガーは先ほどのお話のように時折ボックスなどの変更が生じます。近いところではドミニカ産のパルタガスブラックシリーズが変更になり、シャープなボックスとリングに変わりました。最近ではドミニカ産のコイーバシリーズがリニューアルされています。
ボタン部分がマグネット式に変更されるなど、洒落た感じに仕上がっています。ボックス自体も強固になりました。

またデイリーシガーとして人気の高いコイーバペクノティンについてはオフホワイトを基調としたケースから鮮やかな赤に変更となり、同時にリングも刷新されました。
 

もともとドミニカ産は品質が安定しているとの評価を得ている事もあり、ドミニカ産コイーバはレッドドットという名称が付いていましたが、今回それを強調した形だと推測します。

新しいもの好きの米国らしく、同国で主に流通しているドミニカ産の見栄えをスパッと切り替えていくところはある意味気持ちがいいのですが、イメージ画像等の入れ替え作業が増えるのでほどほどに留めてもらえればと、ちょっと願っています・・

メキシコ産 無名の葉巻

過去にビジネスでメキシコに行かれた方から無名のメキシコ産葉巻を頂いたことがあります。

彼は私が葉巻に携わっていることを知っていましたのでビジネス先のメキシコのとある村で「自称プレミアムシガーを作っている」という村人からのサンプルとして、5種類の葉巻を数本ずつビニールの袋に分けた状態で貰い受け届けてくれました。一見して作りは悪く、シガーに巻いてあるバンドの印刷も三流品という感じでしたが、吸ってみない事にはわからないと微かな期待と共に火をつけました。

結論から言いますと燃え方があまりにも悪く、葉巻の先に火をつけたのにも拘わらず中ほどから新たな発火が始まったりと、味わうどころか指に火傷しないように気を付ける方が大変でした。販売できるような品物ではなく、残りの葉巻は現在でも私の個人用ヒュミドールの中の、さらに奥の引き出しに格納されています。

良い環境の元で葉巻は時間をかけてワインのように成熟すると言われていますが、この葉巻だけはどうでしょうか・・
相当な年数が経過後、淡い期待と共にヒュミドールの奥からこのメキシコ産葉巻を取り出し、火を付けるのも葉巻の楽しみ方の一つかもしれません。何事もチャレンジという事で。