そろそろ葉巻の大国アメリカへ

かれこれ3年近くアメリカには行けず、アメリカ在住のUSA統括も日本に来ることが出来ない日々が続いてきました。言うまでもなく新型コロナの影響によるもので、世界的な移動制限は計り知れない規模になりましたが、ようやく段階的ではありますが動けるようになり、旅行者も徐々に各地を訪れるようになってきました。勿論、油断はしませんが、この3年間でどのように気を付けて振舞えばよいかは個々人が学習してきたと思います。

葉巻をよく吸われる方は実感しておられるかと思いますが、葉巻供給状況は非常に不安定になり、キューバ産においては欠品の方が多いのではないかと感じるぐらいです。他のニカラグア産ドミニカ産などについても同じで不安定要素はまだまだ続いています。長期生産停止になっているものもあれば商品自体が廃止となったものも相応にあります。そのような状況を踏まえて現地視察と新たな商品視察をする必要性を年々感じていましたが、ようやく動けそうな兆しが見え始めました。

まずはUSA統括と近況を確認し合い、ラスベガスなどに視察を兼ねたビジネスネゴシエーションに訪れようと検討中です。ベガスは葉巻に関連する街として重要で且つ多くの情報や新商品などが見つかります。はい、確かに真面目に調整中ですが、久しぶりのベガスの街を眺めながら葉巻とバーボンを楽しむ我々を想像してビジネスがおろそかになりそうな予感が大です。USA統括は彼お気に入りのバリーホテル正面の歩道沿いの縁石でのんびり葉巻を吸いながら過ごしそうです。歩道が広い場所で縁石が深く、葉巻を吸っていても他の人に邪魔にならないのでヒューマンウォッチングにはこの場所が一番いいのだとか。ちょうどテレビなどでよく見る大きな噴水の向かい辺りです。その間に私は日本では似合わないオープンに乗って灼熱の郊外を葉巻を吸いながら久しぶりに流してみようと思います。

夢と欲望が渦巻く街です。3年ぶりなので許されてもいいのかと。

品薄状態のキューバシガー

一昨年前より徐々に影響が見えだし、2022年現在ではかなりのキューバシガーが品薄な事態になっています。ブランドに限った事ではなく全体的な傾向で、ワインの収穫のごとく良葉の不良のように見られがちですが、いや実際、結果的には不良という事になりますが、根本はコロナの影響と見て間違いないかと思われます。キューバシガーは古来伝統の製法が守られているので大きなマンパワーが必要になりますが、安定的なマンパワーが維持出来なくなった流れで生産は勿論の事、品質管理面など多岐に渡り影響が出た結果が現状かと見られます。

キューバ産以外の葉巻も同じように生産が安定していませんが、キューバ産ほどではない印象です。ドミニカ産などで米国他向けに生産されている葉巻は近代化された生産ラインで作られているので、ほぼ全てがマンパワーのそれと違い、アップダウンはあるもののなんとか生産維持が保てている状態です。キューバ産のように生産がストップ状態のものもありますが、多くは何とか稼働させている状況です。

一般論的な解釈でいきますとコロナは変異と共に弱毒化し風邪などと同じ扱いになるとの見方ですが、どのような変異が未知に影響するかはわかりません。ですので供給がどう回復するかは今の状況ではなんともわからない流れが続くと思われます。

まだこのような状況ですから、ひとつ前向きに、普段吸う葉巻がなかなか復活しないのであれば、これいい機会と他のシガーを試すいいタイミングととらえて楽しんでいきましょう。

今年の花見

お花見といってたものはここ数年行っておらずでしたが、この数年でコロナへの対処手段もそれなりに見えてきたので、いくつか検討している葉巻の試喫を交えて今年は実施予定としました。とはいいましても桜の下でシートを広げ行うわけではありません。周りに人がいるので当然ですが。

連なる山々と海との間に街並みがある、というのが長年住んでいる街の特徴で、平たく言えば山へのハイキングや海辺でのレクリエーションも楽しめる、自然的には悪くないエリアです。この海側なんですが、かなり横に長く整備されており、どんな季節でもひと気のない場所を探すのはなんの苦労もありません。そして春先にそこから山を見渡すと、山肌のあちらこちらに桜が咲き乱れているのが一望できるのです。という事で今年はひと気のない海沿いで、皆で広く距離もとれる場所で山に咲き乱れる桜を遠くに眺めながら静かに行おうと思います。

ただ経験上、一点だけ問題があります。まず風が強い、そして潮の香りが強い。なので新しく検討している葉巻の試喫を交えてともっともらしく記しましたが、そちらはあまり意味がなさそうです。

葉巻も慢性的な生産・物流遅延

世の中で半導体不足と言われ久しくなりますが、まだまだ改善の兆しが見えないようです。生産が遅れている上に世界的需要が伸び続けているので致し方ないのでしょうが、この寒い時期に給湯器が故障でもしたらと心配になります。それのみならず電子レンジや空調機、その他あらゆる生活家電に直結するので心配はつきません。来年には生産ラインの目途が立って欲しいと部外者ながら切に願っています。

それとは別にコンテナ不足問題も様々なバランスを崩しています。本来は世界中をピストンのように行き来すれば問題ないのですが、米国の輸入急増と相まってコロナの影響等による作業人員不足や搬出ドライバー不足が大きく影響しコンテナが米国に多く滞留してしまったために流れが悪くなり、未だにその影響は続いています。

葉巻に関して言えば全て空輸ですのでコンテナそれ自体は関係ないのですが、その混乱の影響で海外での通関に要する期間は通常時よりも大幅に時間がかかるようになりました。人手不足と順番待ちの貨物が膨れている影響です。また、現地での発注品を一箇所に集約して最終発出地点の国際空港に移動するわけですが、その物流自体も同じくドライバーなどの人手不足で時間を要するようになりました。

これら物流問題に加えて生産自体の停滞です。依然、世界的な混乱から脱していない現状である程度予測はつきますが、葉巻自体の生産についても色々なブランドやそのラインナップで生産遅延や一時生産停止などが散見されています。

このような事から発注品目やタイミングなど非常に難しい期間が続いていますが、何とか調整して来年には全て一段落し、正常化に向かう事を切に願う次第です。

2022

新年明けましておめでとうございます。

昨年はおめでたい状況とかけ離れていましたが、今年は家族や友人と再開できる様相で幾分ましになった感です。

葉巻に関して見ますと、引き続き生産ラインや物流という面で影響が続いており、今年も安定供給にはまだまだ厳しい見通しです。

新たなタイプのオミクロンが今後どのような影響を及ぼすかが不透明な事もあり、計画や予測が多方面で難しい年になろうかと思いますが、今年をラストとして、マスクが必要のない生活に戻れる事を祈願します。

皆さまにおかれましてよい一年となりますように。

Christmas ’21

昨年はクリスマスどころではありませんでしたが、今年はささやかにはなるでしょうが、それぞれのクリスマスが楽しめる状況に戻りつつあるように思います。去年に至ってはオンリー自宅ケーキ状態でしたが、今回は色々なお店でも楽しく頂けそうです。お酒と同等に甘味好きでもあるので、毎年間違いなくこの1カ月間は最もケーキを食する期間になります。

この時期に充てる葉巻は概ねパンチに流れます。ほのかに甘みを感じるパンチシガーを毎年この時期に集中して吸います。食の甘みとシガーの甘みをダブルで楽しむのが毎年の締めくくり的な行事と勝手に決めているのですが、そのような自分決まりのようなものは皆さんお持ちじゃないでしょうか。ささやかでもおありかと思うのですが、特になければ是非自分決まりを検討してみて下さい。意外と毎年楽しめ、またリセットできるものです。

そんな事を記していながらですが、今年ちょっとしたクリスマスギフトとして頂いた中にボリバー リベルタドールがありました。今年は変化を加えて楽しんでとの内容でしたが、まさに今年はその名の通り解放して楽しんでといったところでしょう。タフでストロングがボリバーの印象ですが、過去の記憶では非常にクリーミーだった印象が残っています。もちろん総じて、特に後半はボリバーらしいストロングテイストだったと思いますが、様々な風味を楽しめる一品だったのを思い出します。

今年は趣向を変えてストロングボリバーで満喫します。  いや、最後はやはりパンチを入れておこう。。

キャンプ

最近やたらとキャンプ特集をテレビで見かけます。関連グッズの売上も好調なようで、アウトドア商品を販売する売り場面積も確かに拡大したように見えます。ソロキャンプを楽しむ著名人もポツポツと増えており、その楽しみ方や商品の活用方法を紹介するテレビやユーチューブが広まったのも拍車をかける要因になったのでしょう。自身はどちらかというと山に籠る感じはあまり得意でないかもしれません。まず蚊に悩まされますしトイレは困るだろうし。こんな事を言うと最近のキャンプ事情をわかってないと指摘されるでしょうが。私はグランピングとかいう小奇麗な感じの方が有難いです。

とにかくですが、それに伴って防水仕様の葉巻キャリーケースの購入が急増しているように感じます。過去と比較しても春から秋にかけての急激な発注の増加は日本でもレジャーの在り方が変化してきたのかと実感させられます。防水シガーキャリーケースは文字通り葉巻を運ぶものとして頑丈に作られており、内部はハードクッションで固められ、揺れや振動から葉巻本体をホールドして守るのでアウトドア以外にも持ち運びケースとして確かに便利です。何よりもの特徴として軽いです。

私自身は海側に出向く事が多いのですがアウトドアとしては同じ事ですので、そこで楽しむシガータイムが豊かであることは全くの同感です。海辺は辺りが水で覆われていますが、山は落ち葉や枝木など燃焼物が多く散らばってますので、くれぐれも火の後処理や取扱いには注意して楽しんで下さい。

バーでの再会

ようやく緊急事態宣言も開け、少しずつですが街が正常に戻りつつあります。ワクチン接種が概ね7割に向かうにつれ、安心感的なものが徐々に浸透するのと同時に冬に向けた第6波も懸念され、今は疑心暗鬼の中で前に進んでいる感じがします。

もうかれこれ1年ほど外食的なものは控えていましたが、10月に入った先日、とある会社を運営する某人生の先輩から連絡が入り、貸し切り状態にしてるから安心して来いとの強引めなお誘いで、ほぼ1年ぶりとなるバーに顔を出しました。当然そのお店も長い間閉まっていましたのでいずれにしても久しぶりです。

このバーには二人とも好みのボトルをキープしているのですが、私のバーボン1本に対してその某先輩は多種なシングルモルトを7本です。たぶんご本人も何があるかわかっていないと思います笑。声を張ることを抑えつつ久しぶりの笑いに包まれた集まりでした。飲まない方々にすれば?なんでしょうが、お酒とトークはないとだめなんだなと改めて思い知らされた年月です。

ルーティーンとしてこのバーを出てもう一件近所のシガーバーに寄りその日の気分で選んだ葉巻を楽しむのですが、この日は大人しく帰宅です。ただ家では久しぶりの感覚を確かめながら選別したシガー、モンテクリスト プラチナシリーズのロブストのゆっくり楽しみました。いい気分です。

スケートボード

オリンピックでスケートボードが競技に加わるとは思いもしませんでした。長い年月を経た中で新たな注目競技の模索からなのか、若年層への興味模索からなのか分からないですが、個人的には楽しく見る事ができました。凡そ40年以上も前になるでしょうか、第一次と呼んでよいか分かりませんが、日本で大々的に流行りだした時期があります。

私もゴタボウに漏れずでしたが当時はパークなどという素晴らしい施設はほぼなく、あっても遠い場所にあるなどで結局自宅の周りで滑っていました。近所の友人やその兄弟と色々と障害物を工夫したり、坂道を下っていく際には下で車の往来を見るなど、まあ今の時代からしますと、とてつもなく危険な遊び風景だったと思います。テクニックも現在のような足と板をくっつけたまま飛ぶオーリーなどはなく、飛ぶことのないチックタックや回転、ウィリーなどだったと思います。

実はあくまでも運動不足解消レベルですが、今でも時折乗る時があります。車のトランクに一台積みっぱなしであるのですが、週末、時間のある時の午前中や夕刻に近くの海辺に行き、そこにある長い防波堤沿いのコンクリート道をひたすら滑るといった感じです。そしてリラックスタイムはそのあと誰もいない防波堤沿いで葉巻をゆっくりと燻らす事です。

なかなか周りを気にせずに吸える場所はないので、この海辺は私にとって貴重な場所です。風で香りがすぐ飛ばされることもあれば、潮風と混ざり合ってなんともいえない至福の香りであったり、かなり個人的な楽しみではありますが。
みなさんは独特の楽しみ方はあるでしょうか。

自宅の葉巻

米国のシアトルに住居を構えるシガーマイスターは立派なヒュミドール設備とシガーを楽しむためのサンルームをこしらえています。はたまた趣味はレーシングからダイビングに至るまで多岐に渡り、その辺りの感性からも時折なるほど、と言ったアドバイスをもらえる大事なビジネスパートナーです。

お国柄の風土や絶対的なキャパシティーの面から、とてもそのような環境で葉巻を楽しむのは日本国内ではなかなか難しいでしょう。米国ではウォークインヒュミドールが設置されたシガーショップなどザラにありますが、日本ではごく限られた数かと思います。自宅に至っては一部の方を除いては別荘ぐらいではないでしょうか。豪邸に住んだ事がないのでわかりませんが笑。

さて自宅では北側の間取りに位置する部屋にヒュミドールを設置しています。空調設備があってもやはり南側の部屋より北側が気温も柔らかく部屋全体に直射日光も浴びないのでベターです。夏場は湿度補充器は取り除き、冬場は逆にヒュミディパックを追加投入するといった感じです。温度・湿度は既にご承知の通り大事なのですが、それとは別に気を付けたいのが空気の循環です。

表現が難しいのですが、扇風機で風をあてるといった単純な意味合いではなく、空気を滞留させないといったニュアンスです。そういった観点からウォークインヒュミドールも大型のヒュミドールも空気を循環させる設備が整っています。自宅では時折風通しができる部屋で、また時折全体的な気温や湿度具合を勘案しながら扉(蓋)を空けて軽く循環できればベターです。