自宅の葉巻

米国のシアトルに住居を構えるシガーマイスターは立派なヒュミドール設備とシガーを楽しむためのサンルームをこしらえています。はたまた趣味はレーシングからダイビングに至るまで多岐に渡り、その辺りの感性からも時折なるほど、と言ったアドバイスをもらえる大事なビジネスパートナーです。

お国柄の風土や絶対的なキャパシティーの面から、とてもそのような環境で葉巻を楽しむのは日本国内ではなかなか難しいでしょう。米国ではウォークインヒュミドールが設置されたシガーショップなどザラにありますが、日本ではごく限られた数かと思います。自宅に至っては一部の方を除いては別荘ぐらいではないでしょうか。豪邸に住んだ事がないのでわかりませんが笑。

さて自宅では北側の間取りに位置する部屋にヒュミドールを設置しています。空調設備があってもやはり南側の部屋より北側が気温も柔らかく部屋全体に直射日光も浴びないのでベターです。夏場は湿度補充器は取り除き、冬場は逆にヒュミディパックを追加投入するといった感じです。温度・湿度は既にご承知の通り大事なのですが、それとは別に気を付けたいのが空気の循環です。

表現が難しいのですが、扇風機で風をあてるといった単純な意味合いではなく、空気を滞留させないといったニュアンスです。そういった観点からウォークインヒュミドールも大型のヒュミドールも空気を循環させる設備が整っています。自宅では時折風通しができる部屋で、また時折全体的な気温や湿度具合を勘案しながら扉(蓋)を空けて軽く循環できればベターです。

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