アラスカで吸う葉巻

昨日からアラスカのフェアーバンクスに学会関係の仕事できています。
フェアーバンクスはアンカレッジからさらに内陸のほうに150マイルほど北上した地点にあります。

何でまたこんな田舎町で学会を開くのかと思えば、丁度この町にアラスカ大学があるからでした。
アラスカ大学の先生たちはいつも米国本土まで出張という形で学会にこられるので、二年に一度はアラスカで学会をやるらしいのです。

本土の連中で釣りやハンティングの好きな方々は、このアラスカでの学会を楽しみにしているそうですが、基本的に珊瑚礁とココナツ、そしてコバルトブルーの海を愛する私としては、万年雪のとツンドラで成り立っているアラスカには殆ど興味も無く、自分から来ることはまず無いと思います。

幸いなとこに、冬は零下何十度まで落ちるといわれている気温も、夏のこの時期は少し肌寒いぐらいで、外でも半そでで過ごせます。
冬場はオーロラが見えることで有名なこの町ですが、夏場の今は夜の12時半過ぎまで日が沈みません(日が沈んでもまだ明るい)。
夜明けはなんと朝の3時頃です。
早い話が一日中外は明るいのです。
昨日も明るい夜の10時頃にホテルのロビー近くにあるスモーキングエリアで一人でCAOを吸っていました。

11時過ぎにホテルのバーで寝酒をかねて、地ビールであるAlaskan Amberを3杯ほどジョッキで飲み干しました。
それでも外は真昼のように明るく全く寝る気になりません。
もう一本葉巻に火をつけようかとも考えましたが、持参したヒュミドールにはあと4本しか葉巻は残っていません。
初日に2本消費してしまうと、後残り4日間のうち一日は葉巻無しの夜を迎えなければいけません。
この何も無いフェアーバンクスで葉巻の無い夜は耐え難いと思われます。
皆さんもしもアラスカに何かの関係でどうしても行かなければ行けないときは、旅行日数X2の葉巻(一日2本の計算)を持参されることをお勧めします。

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