夏の花火

夏の夜といえばやはり花火でしょう。
アメリカでは個人で花火で遊ぶことは法律上禁じられています。
初めてアメリカに来たころは花火を打ち上げることが違法で、ピストルやショットガンを所有したり発砲することは合法であることが矛盾に感じられて仕方がありませんでした。

個人での花火遊びが法律で禁じられている理由は火事を恐れてのことです。
確かにカリフォルニアあたりの山火事はいったん始まると数週間燃え続け、日本の県ひとつ分ぐらいは燃えてしまいますので、アメリカ人が火事を避けたがる理由はわかります。
そんなアメリカでも7月4日だけに限り個人で花火遊びが許されています。
7月4日はアメリカの建国記念日なのです。

私は毎年建国記念日はポートランドの川岸から市の主催で打ち上げられる花火を見ることにしています。
去年は少し離れた車寄せの上に立ちは葉巻を燻らせながら花火を楽しみました。

今年はワシントン州で毎年行われる花火大会が予算削減のためなくなってしまったので、6万人以上の人がポートランドの花火大会に来るらしいとの情報がありました。
そこで葉巻を6万人の人々の中で吸うのはかなり問題があると考え、まずダウンタウンのオープンバーでビールを飲みながら葉巻を楽しみ、その後花火を見に行くことに予定を変更しました。

ところで花火は英語ではFire worksといいます。
言葉のニュアンスからしてもファイアーワークスより花火のほうが風情があって良いと考えるのは自分がやはり日本人だからでしょうか?

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