アメリカの寿司

アメリカに旅行した方は、カリフォルニアロールとかスパイシーツナなどという寿司を食べたことがあると思います。
最近では成田空港内のすし屋など、外国人客の比較的多い店ではメニューに載せている店もあるので、日本でも食べられるかもしれません。

今では“Sushi”という単語はすでに英語になっており、アメリカの都会では普通に見られます。
私が始めてアメリカに留学で来た頃は、”Sushi” はアメリカ人の中ではゲテモノ食いの一つと見られていた時代で、寿司屋どころか日本食レストランを探すのが大変な時代でした。
30年後の今日は、“Sushi” を食べることはアメリカ人の中ではトレンディーなイケテル生活スタイルとされています。

アメリカでは、寿司屋の事を寿司バーといいます。
最近流行りの寿司バーでは軽快なテンポの音楽が流れ、金髪のスタイル抜群の女性客(寿司はカロリーが低いので体系を気にする若い女性に人気がある)がカウンター越しに寿司をオーダーしている時代です。

日本の寿司がこうして海外で認められることはうれしいことですが、”Sushi”と寿司は別な食べ物です。
日本の寿司はネタと米のよさがすべてです。
“Sushi”には残念ながらネタのよさも米のこだわりもありません。
カリフォルニアロール(かに、きゅうり、アボカド,とびっこを使った巻き寿司、一説では70年後期にサンタモニカにあった”HIRO Sushi”の板前が作り出したとされている)は、けしてまずいわけではありませんが、日本の寿司からはかなり離れており、別の料理と考えたほうが美味しく食べれます。

ちなみにアメリカにはキャタピラロールという寿司もあります。
キャタピラとは日本語の芋虫(蝶の幼虫)です。
なぜキャタピラロールというかといえば、巻き寿司の外側に薄く切ったアボカドを巻いているからです。
アボカドの緑が丁度芋虫に見えるわけです。
アメリカで数え切れない程の寿司バーに行きましたが、葉巻の吸える寿司バーはまだ一度も見たことがありません。
もし私がアメリカで寿司バーをひらいたらシガーロールという”Sushi”を出そうと思います。
巻き寿司の外巻きにごぼうを使って茶色に仕上げるのです。

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