東海岸出張

先日は学会出席のため東海岸バージニア州まで行ってきました。
私は基本的に西海岸、太平洋側の州でほとんどの人生を送ってきた人間なので、東海岸に行くことはちょっとした緊張と違和感を感じます。

東に行くたびに思うのは東部の州は西部に比べてアメリカの歴史を感じることです。
西部開拓以前にヨーロッパから人々が大西洋を越えて新地に新しい国を作っていった時代を感じさせます。
各地に残るコロニアル時代の建物を見るたびに、なぜか私はこの国にかって存在した奴隷制度を思い出します。

今回の学会の宿舎兼会場となった場所は、昔のコロニアル時代のマンション(英語でマンションは大きな邸宅を意味します)を改装したホテルでした。
敷地の中には大きな池や軽飛行機の発着できる滑走路までありました。
数キロに及ぶ散歩路が敷地内に敷かれており葉巻を楽しみながら歩くには最高の場所でした。
長い会議の終わった夕方そんな敷地内をやはり此処でも奴隷たちが働いていたんだろうななどと考えながら葉巻片手に歩き回りました。

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