アメリカでのWBC

昨日、日本が韓国を5-3で破りWBC二連覇を決めました。

日本のニュースはネットでしか見ることができないので良くわかりませんが日本国民皆が勝利を喜んでいたようですね。

ベースボール発祥の地アメリカではWBCはスポーツ記事としてもあまり大きく取り上げられませんでした。
全米大学バスケットボールがスポーツ記事の一面で日本のWBCでの優勝はその裏に載っていたぐらいです。

アメリカという国はスポーツに関してはとても自己中心的でアメリカ国内でしか行われていない試合にWorld series(世界選手権もしくは世界大会)という名をつけるのです。
そのくせ実際に世界中で行われるスポーツ、サッカーワールドカップ、フォーミュラー1、世界ラリー選手権、世界スケート選手権、世界ラグビー選手権などには国民のほとんどが興味を持たず国内向けスポーツだけがテレビや新聞に取り上げられるのです。

世界レベルのスポーツに国民が興味を示さない理由はアメリカの約半分は田舎であり国際感覚のない人々で占められていることによります。
こういった人々にとってはアメリカが世界の全てでありほかの国の存在はほとんど意味を持っていないのです。
それゆえにWBCやサッカーワールドカップの存在すら知らない人がたくさんいるのです。

アメリカは世界の国々と比べるといろんな意味でとても田舎っぽい国なのです。

昔聴いた話ですがアメリカ人の金持ちはどんなにお金を持っていてもイギリスやフランスの社交会には本当の意味で入れないそうです。
その理由は案外アメリカ文化の根底にある田舎臭さにあるのかもしれません。
幸いなことに葉巻を楽しむ現代のアメリカ人は国際感覚に優れた人が多いと思います。

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