南米産シガーの現地価格状況 in US

葉巻調達価格の大きな転換点として挙げられるのが、約3年間に渡るコロナの影響があります。南米の生産ラインが減少ないしは断続的にストップするなどにより需給バランスが崩れだした事、また巣籠が増えたことによる需要増加も相まって、キューバ産コイーバなどは手に入りづらくなりました。必然的に世界での、極端に言えば取り合いのような状況下で同ブランドは急激に価格沸騰したのは記憶に新しいいところです。それにつられるようにシガー自体の価格が底上げされました。

米国は葉巻消費量の大きな国ですが、キューバとはご存じのとおり直接貿易できない為、その他の南米シガーとなるドミニカ共和国やホンジュラス、ニカラグアなどから仕入しており、その種類は驚くほどの数になります。日本と違い1本1本申請して価格決定する必要がないので、あらゆるシリーズや限定品など頻繁に登場します。

実はこの米国で流通する巨大なマーケットも、これらシガーの価格上昇につられる形で引き上げられ続けており、先に記しましたように価格決定する必要がないため月ごとに上昇しているのが現状です。コロナが明けて元々の卸価格の2倍以上のものも珍しくなく、この辺りが自由に価格変更ができる米国とできな日本との違いに苦慮し工夫が常に強いられます。

チョコレートに必然のカカオなどと似た現象とも言えるでしょうか。カカオについては大きな山火事による大規模損害といった一面もありますが、世界的な需要が同じく急拡大して価格急騰につながっているのと類似している感じがします。

価格は安いほうがいいのは万国共通のところですが、同様に供給を安定させて欲しいといった要望も非常に多く聞かれます。米国とは違い頻繁に変更できないので中長期的な視野で、また安定供給を念頭に調整を図れればと思います。

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