親指と人差し指ではさんで軽く押して下さい。
少し弾力があり、ラッパー(一番外側の葉)が滑らかでしっとりとしているのが良い状態です。
さらに自然の油で発生する光沢があれば、最高の状態です。
シガーの頭のカーブを少し残した程度で切り落とし、ラッパーが剥がれるのを避けてください。
少しずつシザーを下ろすと断面が潰れてしまうので、慎重に、潔く一気に切りましょう。
ゆっくりと、フット(火をつける方)が軽く黒味を帯びるまで炎を少しずつ近づけて下さい。
シガーを回しながら、着火面を炙ります。その際、均等に燃えるように注意して下さい。
太いシガーほど、ゆっくりと時間をかけて着火して下さい。
着火面に火を近付けすぎると表面が焦げてしまい、苦味が出るので注意して下さい。
尚、再着火の際は余分な灰を取り除いてから行います。
シガレット(紙巻煙草)のように深く吸い込まず、煙を肺に入れないようにして下さい。
シガーのアロマや味わいを楽しむなら、口の中でくゆらせる(ゆるやかに煙を立たせる)のが、一番シガー本来のポンテンシャルを引き出します。
シガレットのように、灰はむやみに落とさず、成長に任せましょう。その灰の形に上質のシガーと喫煙者のマナーが現れます。
シガレットとは違い自然に消えるので、もみ消す必要はありません。灰皿にそのまま置き、消えるのを待つのがマナーです。
ヒュミドールは、温度を16~18度、湿度を60%~70%という葉巻にとって理想的な状態を保つことができます。
収容量に大小の差はありますが、基本的には全て上質の木(主に杉)で作られています。
内部には簡単な保湿装置と湿度計が付いてあり、ある程度の寒さや暑さは遮断します。
冷暗所に置くことにより、さらに理想の状態を保つことが可能になります。
マッチは通常のマッチではなく、シガー用のマッチを使用してください。
素材は主に杉やポプラが使用され、通常のマッチよりも長く、ゆっくり点火することが可能になっています。
ライターを利用する場合、シガー用バーナーやターボライターなどのご利用が最適です。
普通の使い捨てライターや、パイプ用の点火機も適していますが、せっかくの香りが損なわれてしまうため、オイルライターの使用は避けてください。
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