葉巻生産地のご紹介

カリブ葉巻
葉巻の生産は、正確には世界のさまざまな地で行われています。
ただ生産量を見ると、カリブ海諸国での生産が約8割を占めており、
大半の方々が楽しまれているのは、まず間違いなくこの地域の葉巻となります。

かつては、吉田茂元首相のように、キューバ産しか吸わないといった
一貫主義の方も多くおられましたが、カリブ諸国の発達により、今ではそのように
解釈されている方のほうが少ないと思われます。

場所や吸える時間、或いは気分もそうですが、さまざまなTPOに合わせて吸う
というのが現代の流れで、決して国だけで絞ることはなくなりました。

その中でも主要な生産地がこちらの四大国です。
キューバ葉巻
世界中の葉巻愛好家が認める葉巻の聖地。
Cohibaを知らない葉巻愛好家はおそらく存在しないのではないでしょうか。
社会主義国のそれからなる品質管理の点で、製品にバラつきがあると見られており、
長年クラスの愛好家の方々は、逆にその中で最高のものに出会うという愉しみを
持たれているようです。

重厚かつ濃厚な味わいが特徴で、多くのファンが愛する葉巻です。
ちなみに、キューバ産という表現より、ハバナシガーという表現に馴染みある方が
多いかと思われます。これは、ハバナ市のそばに位置する、一部のエリアで取れる葉が
最高級シガーに使用されていることから、そのように呼ばれています。

シャンパーニュでしかとれない葡萄で作られたものだけがシャンパンと名乗れないのと、 意味合いは違いますが、似ているかもしれません。
ドミニカ共和国葉巻
1962年、アメリカによる貿易制裁処置が行われて以降、
主要メーカーの本拠地が多くあるのがドミニカ共和国です。

キューバと違い、自由貿易が発達している同国では必然的に生産ラインや管理が発達
していった為、品質は非常に安定した高いものを確保していると言われている、
世界一の葉巻生産国です。

比較的、軽い味わいのものも多く、スムースな味わいとドローが特徴です。
ホンジュラス葉巻
実はドミニカに次いで生産量が2番目に多い葉巻大国です。
非常にキューバ産に似ていると言われているのは、1962年以降にキューバを去った
作り手達の中でも、長年の伝統と製法をホンジュラスに移住した作り手たちが
頑なに守り続けているからだと語られています。

また、気候のバリエーションが多い地形エリアとしても有名で、
先に述べたものだけでなく、多彩な種の葉巻も生産しており、
葉巻愛好家にとって、今後も目が離せない生産地です。
ニカラグア葉巻
ホンジュラスの南東に位置するニカラグアは、葉巻に合うコーヒーの生産地としても
有名です。ニカラグアの葉巻は、キューバ産に負けるとも劣らないと評されるほど
近年では有名になりつつあり、同じくラム酒も有名産地になっています。

葉巻では「Oliva」、ラム酒では「Flor de Can-a」のいずれもが高級品として有名です。
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