シガーカット

ものによっては、例えば小振りのシガリロタイプのシガーなど、吸い口があらかじめカットしてあるものもありますが、大半は葉がロールされた状態のままなので吸い口を切り確保する必要があります。

そこでシガーカッターが必要になるわけです。一般的なハサミではダメという定義はありませんが、要は綺麗に崩れずカットするためにはシガーカッターとなります。多くは両サイドから均等にカットするダブルブレイドになります。左右から均等に力が入るので押しつぶされる事無く綺麗にカットできるのが特徴です。

あまりメジャーではないですが、キャッツアイといってVカッターと呼ばれるものもあります。文字通り切り口が猫の目のような切り口となるのでそのような名称がついています。特徴としては吸い口を小さく抑えられる為、大きくくわえる必要なくエレガントに吸える点があります。ドローがしっかりといった部分で好む方もいます。

もう一つ、パンチカッターといったものもあります。これは吸い口部分の中心点を丸くえぐり取るようなイメージで、キャッツアイと同じくドローが比較的しっかり感じられる点があります。キーホルダー的な持ち運びに便利な点もあります。

このようにカッティングにも色々とありますが、なぜこのような事を書いたかと言いますと、吸い口を作ればよいならぺんなどで穴を開ければいいじゃないですかという話がありました。

これは肝心の吸い口が押しつぶされてしまうためにドローが悪くなります。せっかくのシガーも台無しにならない様、カッティングはきちんと行いたいものです。

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