先週は一週間ポートランドで学会に出席していました。
ポートランドには昔からの飲み友達が多いので、毎晩結構な量のアルコール、さらに一晩で数本の葉巻をを消費してしまい、体のほうがかなり参ってしまいました。
気分を入れ替えて、昨日からシアトルのワシントン大学に来ています。
夏季研究期間と称して、学生を一人連れて寮に泊り込みでの研究生活の始まりです。
先週は少し歯止め無く飲み(ビール)、吸った(葉巻)為、この一週間は毒抜きの感覚で、ビールも葉巻も平日は我慢しようと思っています。
そこで、今回は意識的に葉巻を持たずにシアトルに来ています。
葉巻を持参していない時に限って葉巻ショップが目に付くものですが、嫌味のようにワシントン大学の周りには葉巻を売っている店が多いのです。
けして葉巻専門店ではないのですが、“Smoke shop”と呼ばれる店で葉巻も結構揃えていたりするのです。
チラッと覗いてみたい気持ちを抑えながら(見て終えば買ってしまうのも時間の問題)、時代を感じさせる寮に戻ってきました。
最近では日本でもジョギングというか長距離走が人気で、皇居の周りのコースなどはとても込み合っているという話を聞きました。
別に日本でのブーム刺激されたわけではありませんが、私もこの1ヶ月で2回も10km走のレースに参加しました。
自分自身は別に走るのが好きなわけではありませんが、妻が参加するのでそれなら一緒にという感じで始めたわけです。
最初の10Km走は「Bridge to Brew」という名のイベントで、日本語に直訳すれば「橋から蒸留所」という感じです。
でも実際には出発点がビールの蒸留所で、橋を渡って対岸を走り、そしてまた別の橋を渡って出発地点に戻ってくるというコースでした。
参加費には地ビール2杯と軽い食事が含まれており、10km完走のあとは、ビールを飲みながらバンドの演奏を楽しむことができるように企画されていました。
5月1日に参加したレースは、「Cinco de mayoレース」というイベントでした。
Cinco de mayaというのはメキシコのお祭りで、昔メキシコがフランスと戦って勝ったことを記念して5月に祝うわけです。
長距離走とは全く関係ありません。
このレースもゴールにはビールとバンドが待ち受けており、走り終えた後はメキシコの音楽のリズムを楽しみながらビールを飲むわけです。
どちらもとても楽しい時間をすごせたのですが、一つだけ残念なのは、ここで葉巻に火をつけて美味しい煙を楽しみたいと考えているのはどうも私だけのようでした。
柔道関係の仕事で今日はサウスキャロライナにきています。
毎年恒例の全米柔道協会スプリングミーティングです。
昨年は確かサンディエゴだったと思います。
西海岸から東海岸まで移動すると、ほぼ丸々一日が飛行機と空港で消えてしまいます。
実際に移動している時間は6時間ぐらいなのですが、時差が3時間あるため、西海岸の都市を朝の11時ごろに出ても東海岸のホテルにチェックインするのは夜の10時頃になります。
この時点で体のほうはまだ西海岸時間ですので、丁度夜の7時、晩御飯の頃です。
ところが下手すると殆どのレストランやホテルのバーも平日の夜は10時を過ぎると閉まっており、何も食べれないということになります。
今回も全く同じで、初めての町で夜の11時すぎにビールと軽食を探して一人歩きとなりました。
運よくホテルからそう離れていないところにスポーツバーを見つけ、一息つくことができました。
アメリカの南西部はタバコ生産地でもあるため、喫煙者に対しては寛大で、このバーでもまだ室内喫煙OKでした。
残念ながら持参した葉巻はホテルのスーツケースの中。
こんな時こそシガコネで販売している葉巻ケースが手元にあればと思いました。
シアトルのとんこつラーメン
Filed Under (アメリカ便り, ブログ) by admin on 02-11-2009
先週は仕事の関係でワシントン大学に行ってきました。
ワシントン大学はシアトルのダウンタウンから数キロ北にあります。
とても大きなキャンパスで、町に大学があるというより大学が町になっていると言ったほうが正確です。
私の住んでいるワシントン州東部からシアトルに行く場合、標高3500フィートの山越えのルートを通ります。
先週は信じられないことに、すでに標高2500フィートまで雪が降っており、タイヤをスノータイヤに履き替えてのドライブとなりました。
こうしてまでシアトルに向かった理由は、シアトルあるラーメン屋です(もちろん大学での会議も重要ですが)。
数ヶ月前、私はシアトルのセイコーフィールド(シアトルマリナーズの本拠地)の近くで、とんこつラーメンを出しているラーメン屋さんを発見したのです。
基本的にアメリカには日本のようなラーメン屋さんはほとんど無く、日本食レストランの昼のメニューにラーメンがのっている程度です。
ですから、本格的なとんこつラーメンとの出会いは、アメリカでは劇的なことなのです。
私は大学での会議が終わってすぐにこのラーメン屋さんに向かいました。
店にはまだ数人しかお客がおらず、すぐ座ることができました。
うれしいことに、なんとこの店には替え玉まであるのです。
さて期待のとんこつラーメンの味ですが、80点というところでしょうか。
まあアメリカでこの味なら合格点。
ところでラーメンと葉巻、これはかなり無理のあるコンビネーションでしょう。
この日、葉巻に火をつけたのはシアトルから250km南に走って、ポートランドのコンドに戻ってからでした。
この日の走行600kmでした。
風邪を引いてしまいました。
Filed Under (アメリカ便り, ブログ) by admin on 05-10-2009
数日前から寝起きの際に少し鼻が詰まっていやな感じはしていたのですが、今朝明け方には明らかに風邪の症状が出ていました。
この週末はポートランドに行く代わりに、近所で行われるホップ祭りで新鮮なビールを楽しむ予定でしたが、それも中止で家で休養です。
咳はあまり無いのですが、さすがに葉巻に火をつける気にはなりません。
早く風邪を治して葉巻を楽しめる体調に持っていくためにも、今週末は家でじっと我慢です。
私はいつも風邪を引いたらマクドナルドのビッグマックを食べることにしています。
普段はその高カロリーゆえに避けているマクドナルドですが、風邪を引いて食欲が落ち体のカロリーを吸収する力が落ちている時に、カロリーを簡単に取り入れることのできる食事のひとつだと思うのです。
ビッグマックと大量の水、もしくはスポーツ飲料水、それに亜鉛を含んだミネラル剤で風邪を治します。
風邪が治るまでは葉巻もビールもお預けです。
皆さんも風邪を引かないよう体に気をつけてください。
夏の夜といえばやはり花火でしょう。
アメリカでは個人で花火で遊ぶことは法律上禁じられています。
初めてアメリカに来たころは花火を打ち上げることが違法で、ピストルやショットガンを所有したり発砲することは合法であることが矛盾に感じられて仕方がありませんでした。
個人での花火遊びが法律で禁じられている理由は火事を恐れてのことです。
確かにカリフォルニアあたりの山火事はいったん始まると数週間燃え続け、日本の県ひとつ分ぐらいは燃えてしまいますので、アメリカ人が火事を避けたがる理由はわかります。
そんなアメリカでも7月4日だけに限り個人で花火遊びが許されています。
7月4日はアメリカの建国記念日なのです。
私は毎年建国記念日はポートランドの川岸から市の主催で打ち上げられる花火を見ることにしています。
去年は少し離れた車寄せの上に立ちは葉巻を燻らせながら花火を楽しみました。
今年はワシントン州で毎年行われる花火大会が予算削減のためなくなってしまったので、6万人以上の人がポートランドの花火大会に来るらしいとの情報がありました。
そこで葉巻を6万人の人々の中で吸うのはかなり問題があると考え、まずダウンタウンのオープンバーでビールを飲みながら葉巻を楽しみ、その後花火を見に行くことに予定を変更しました。
ところで花火は英語ではFire worksといいます。
言葉のニュアンスからしてもファイアーワークスより花火のほうが風情があって良いと考えるのは自分がやはり日本人だからでしょうか?
私にとっての日本語それは関西弁です。
こうしてブログを書くときはいろいろ考えながら、ゆっくりゆっくり日本語入力で書いていますので、なんとなく標準語っぽく仕上がっていきますが、電話などで日本のシガコネの社員の皆さんと話すときなどは、始めは丁寧語から入り三分後には丁寧語の関西弁になり、だんだんフルの関西弁になります。
おまけに私はとても早口らしく(自分ではそう思わないのですが)、初めての人と話すと常に日本語をしゃべっているのか、英語をしゃべっているのかわからないといわれます。
シガコネの仕事を始めて日本語を話す機会も増え、こうしてブログも担当させていただき、日本語の書くほうも少しずつよくなっていくような気がします。
私の妻はアメリカ人で英語しか話せないのですが、日本語を話せるようになりたいと日本語の勉強をしています。
結構日本語の単語を覚えるのが早く、いつの間にか結構綺麗な発音でいろんな言葉を思い立ったかのように口にしています。
しかし標準語で日本語を覚えても僕の関西弁は理解できないでしょうから、彼女の覚える標準語を関西弁に正しています。
“ちがう”=“ちゃう” “だめ”=“あかん” ”おいしい“=”うまい“といった感じです。
ローズフェスティバル
Filed Under (アメリカ便り, ブログ) by admin on 09-06-2009
先週末はポートランドのローズフェスティバルに行ってきました。
ポートランドは別名ローズシティーとも呼ばれており町のあちらこちらにバラの花が咲いています。
毎年6月の始めに咲き始めたバラで飾りつけたフロートが、ダウンタウンの真ん中を音楽隊とともに行進していく様子は丁度日本の神輿と夏祭りに似た感じです。
歩道一杯に人々が陣取って行進を見ているので当然葉巻は吸えません。
川沿いの公園には色々な店が出ており、ここはかなりのスペースがあるので人に迷惑をかけることなく葉巻に火をつけることができます。
少し離れたベンチから通り過ぎる人々を眺めていると、英語以外の言葉を喋りながら行きすぎる人の多いことにおどろがされます。
最近多く聞こえる言葉の一つはロシア語です。
一体どのようにしてロシア圏からアメリカに渡ってきたのだろうかと考えてしまいます。
いずれにしてもこれだけの違った人種が集まってローズフェスティバルを楽しめるということはいいことです。
日本に住んでいた頃は気にもしなかった桜ですが、海外に長く住むとなぜか桜と日本は切っても切れない関係にあることに気付きます。
ポートランド市の川岸にも桜並木があり、この時期は綺麗な桜を楽しむことができます。
先週末ポートランドのコンドからワシントンの自宅に戻ってくると、昨年庭に植えた桜にぽつぽつと花が付いていました。
自宅に植えた桜の木はまだ2メートルに満たない小さな木なので顔のレベルで花が見えます。
早速、花見と決め付けてモンテクリスト マドュロ ロブスト(まだ日本では販売していません)に火をつけました。
40分ほど5本ある桜の木を一本一本見回りながら葉巻を楽しみました。
桜と日本。桜と思い出。日本の思い出。
そんな感じでアメリカに初めて住み始めた頃のことを考えました。
あのころは確かに祖国をはなれて海外に住んでいると言う切ない感じがありました。
しかし近年では破格の航空運賃やインターネットのおかげで日本との連絡、往復も気軽にできるようになり、海外に住んでいてもあの独特の海外生活の孤独な感じはなくなりました。
おまけに近所のスーパーマーケットではパック入りの寿司を普通に買うことができるのです。
まあこれも時の流れなのでしょうが、少しさびしい感じがします。
そうしてふと思ったのですが、思い出の世界に浸る時には葉巻ほど完璧なパートナーはありません。
南米のニカラグアといえばオリバなどの有名な葉巻を生産している国です。
私の十年来の親友の一人ミゲールはニカラグア出身です。
彼とは大学院時代に知り合いITバブルの頃には一緒に会社を立ち上げたこともあります。
その会社はITバブルに乗ることなく数年でなくなりましたが、彼との友情はまだ続いています。
ニカラグア出身なら当然葉巻に通じていると考えたくなりますが、彼は葉巻はまったく吸いません。
そのミゲールが一年ほど前に中古のセールボートを購入しました。
30フィートの外洋船です。
ミゲールの予定はこのヨットを完全にレストアして世界一周に出かけることです。
彼曰く男は誰でも一度は大きな夢を持つ、でも人生の中でその夢を実際に実行できる男は数少ない。
彼の場合はヨットで世界を回ることが夢であり、現時点で妻も子供もない彼にとってその夢を達成するのは今しかないということです。
ミゲールの予定では今年の8月には出航することになっています。
果たして本当に予定通りにいくのかどうかはレストアの進み具合次第です。
私も週末に時間があれば彼のヨットのレストアに付き合います。
一日の作業が終わり葉巻に火をつけると煙の向こう側にミゲールと彼の船が何もない水平線を目指して進んでいく様子が浮かびます。
夢を追い続けることができる男というのはどこか寂しい感じがすると思うのは私だけでしょうか。





